裁判員制度

テレビでは初めての裁判員裁判についてしきりに報道が行われている。裁判員制度で選抜される裁判員は最終的には面接によって決められるらしい。だいたい100人くらいのレベルまではコンピュータで無造作に選ばれるのだが、最後は面接。

これって、無造作に選んだ意味があるのだろうか。面接官はどういう基準で選んでいるのだろうか。知らず知らず偏った思考の持ち主を選んだり、ある思考の持ち主は除外したりすることがおこっていないのだろうか。極端な思想の人間はのぞくべきというのは理解できるが、何を基準とするのだろうか。極端とはどこからか。どこが正常範囲なのか。客観的に判断できるとしたら、過去の犯罪歴ぐらいなんでは。

極論では、どんな思想の人間であろうとも日本国民、日本国民総意の構成要素であり、コンピュータでランダムに選ばれた5人の裁判員をそのまま日本国民の代表として裁判員とすべきなのかもしれない。

そのへんはよく議論されているだろうから、気にするに及ばないかもしれんが、少し気になった。