A.I.

感動映画を見たいなと思って借りてきました。なんとなく、昔CMを見たときのイメージで、こりゃ完全に感動モノの映画だろう！と思い込んでおりましたw

かなりダークでした。なんでも脚本の人がそういう趣向の人らしい。単なる感動もの、最後はきれいなハッピーエンドかな、なんて思ってたけど、違いました。もやもやが残ります。深いです。

映画中、とても残酷だなと思ったことがあります。感情を持つロボットをなぜ不老不死にしたのか。究極的に人間に近いロボットを作りたかったんでしょう？肝心な部分に目が向いていないではないか。感情を持つロボットを不死にするなんて、人間の考える事ですか。
もし、自分が永遠の寿命を受けたとしたら、、、考えるだけでぞっとします。かわいそうすぎます。さぞ寂しいことだろう。

人間の存在は死とともにあります。死があるからこそ愛が生まれるではないかという気がします。永遠の愛とは死を前提にしている言葉です。

私的には、ロボットに感情はいらないなぁ。擬似感情でいいですわ。
もやっとした感動を味わいたい方はぜひ。

A.I. [DVD]